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UR-NE100

・現所属      
 小倉車両センター …… 4連  9本 

・特記事項


・デザイン図
 ○ 前頭部
 ○ 側面

・概要
 UR-NE100「ちくぜん・ぶぜん」用改造車

 天神筑大線の特急網再編により、UR-NE100「ひこ」が運転終了となるため、新しく新設される北九州方面特急「ちくぜん・ぶぜん」に転用することとなった。これを機に登場から10年が経とうとするUE-NE100をリニューアルする次第である。

 福岡-下関の「ちくぜん」、小倉-大分の「ぶぜん」ともに運転時間が短く、なるべく業務等で利用するビジネスマン向けとする必要がある。特に「ぶぜん」においては山陽新幹線へ乗り継いで大阪方面への客が大半を占めることが、JR九州の「ソニック」からでも実例で出ている。
 この実情を踏まえた改造内容となっている。車体は以前の赤と白の鮮明さから、あまり光沢を発さず光を反射しにくい、いわゆる「ガンブラック」に統一。一転して落ち着いた感じにした。車内においては、化粧板が全面的に交換され、床はカーペットになった。座席はすべてCETで使用されている標準品に取り替えられ、全席にパソコン用電源を内蔵している。また、屋根上に電波受信アンテナを設置したことにより、壁面の次駅表示装置に、天気、野球速報、宣伝などを文字だけではあるが表示可能とした。インターネット利用はできないものの、CETのサービスレベルに合わせている。
 この列車は運転時間が非常に短いいため、グリーン車を廃して全車普通車に改造している。トイレがある1・4号車には何も変更はないが、半室構造の中間2・3号車については、中央の仕切り壁を取り除いて、ハイトタイプの窓を設置、客室内にカウンター型のフリースペースを設けた。また、3号車にあった車販準備室を喫煙コーナーに改め、強力な換気扇を取り付けた。車販のワゴン等は、運転室助手席側に置くこととなる。助手席には、飲料をストックするクーラーボックスが置かれる。
 走行機器に関しては何も変更点はないが、パンタグラフがICTやCETに使われるものと同じ型に交換されている。

 
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